TikTokで海外ユーザーにバズっている日本商品を探してみた|動画で伝わる価値と海外需要を考察

TikTokで海外ユーザーにバズっている日本商品を探してみた

前回の記事では、「海外のニッチECブランドを調べてみた」というテーマで、小さなブランドがなぜ特定の顧客に深く刺さるのかを考えました。

ニッチブランドやD2Cブランドを見ていると、商品そのものの魅力だけでなく、「どう見つけてもらうか」がとても重要だと感じます。

どれだけ良い商品でも、海外の人に見つけてもらえなければ、買ってもらうことはできません。

そこで気になったのが、TikTokです。

TikTokは、単なるSNSというより、商品が動画コンテンツとして発見される場所になっています。

特に海外ユーザーのTikTokを見ていると、日本のお菓子、抹茶、コンビニ商品、ドラッグストアコスメ、文房具、便利グッズ、キャラクター商品などが、リアクション動画や購入品紹介、開封動画、レビュー動画として拡散されていることがあります。

ただし、この記事では「TikTokでこの商品が人気です」と並べるだけではなく、なぜ海外ユーザーが日本商品に反応するのか、なぜ動画で拡散されやすいのか、日本企業や個人が何を学べるのかを考えてみたいと思います。

  1. 結論:TikTokでバズる日本商品は「動画で伝わる価値」を持っている
  2. TikTokで日本商品が海外に広がりやすい理由
    1. A. 動画で商品の使い方や変化が一瞬で伝わる
    2. B. 海外ユーザーにとって日本商品は「見慣れない面白さ」がある
    3. C. パッケージ、開封、音、質感、食感が動画向き
    4. D. リアクション動画やレビュー動画と相性が良い
    5. E. ハッシュタグやレコメンドで国境を超えて広がりやすい
    6. F. TikTokで見た商品を購買や訪日行動につなげやすい
  3. TikTokでバズりやすい日本商品の分類
    1. A. 日本のお菓子・スナック
    2. B. 日本の飲料・抹茶・コンビニ商品
    3. C. 美容・コスメ・スキンケア
    4. D. 文房具・便利グッズ
    5. E. キッチン用品・生活雑貨
    6. F. キャラクター・アニメ・推し活グッズ
    7. G. 伝統・ローカル・和の体験商品
  4. TikTokでバズる日本商品の共通点
    1. A. 見た目で一瞬で伝わる
    2. B. 使い方や体験に意外性がある
    3. C. リアクションしやすい
    4. D. 開封・比較・ランキングにしやすい
    5. E. ASMRや音・質感と相性が良い
    6. F. 日本らしさや限定感がある
    7. G. 買いたい導線につながりやすい
  5. TikTokで海外ユーザーが日本商品に反応する心理
  6. 日本企業・個人がTikTokから学べること
    1. 商品説明ではなく、動画で伝わる体験を考える
    2. 海外ユーザーが驚くポイントは、日本人にとって普通の部分にある
    3. パッケージ、開封、音、比較、リアクションまで商品価値として考える
    4. ハッシュタグ、英語説明、購入導線が重要
    5. バズ後の導線を設計する必要がある
  7. 個人が小さく始めるならどんなアイデアがあるか
    1. TikTokで海外ユーザーに反応されている日本商品を調べるブログ
    2. 海外TikTokでバズった日本商品まとめメディア
    3. 日本のドラッグストア商品を英語で紹介するSNS
    4. 日本の文房具や便利グッズのショート動画
    5. 海外レビューやコメントを分析する記事
    6. 越境ECやアフィリエイトにつなげる
    7. 訪日外国人向けの「日本で買うべき商品」ガイド
    8. 日本商品の動画映えポイントを分析するレポート
  8. TikTokで日本商品を調べるときのチェックリスト
  9. 注意点:バズと売上は同じではない
  10. マーケティング視点でのまとめ
    1. 何が一瞬で伝わるのか
    2. 何に驚いてもらえるのか
    3. どんな動画フォーマットに乗せられるのか
    4. どこで買える状態にするのか
    5. バズ後にどう継続接点を作るのか
  11. 今後の考察:TikTokは商品が「体験コンテンツ化」される場所
  12. まとめ:日本商品は「動画で伝わる価値」を設計できるかが重要

結論:TikTokでバズる日本商品は「動画で伝わる価値」を持っている

まず結論から言うと、TikTokで海外ユーザーにバズる日本商品は、動画で伝わる特徴を持っていると感じます。

もちろん品質の高さは大事です。

しかし、TikTok上で拡散されるには、品質だけでは足りません。

見た瞬間に面白い。
使ってみたい。
食べてみたい。
誰かに見せたい。
リアクションしたくなる。
開封したくなる。
比較したくなる。
真似して買いたくなる。

こうした「動画化しやすい要素」が重要になります。

日本企業や個人が学ぶべきなのは、商品説明をどれだけ丁寧に書くかだけではありません。

その商品は、動画で見たときに何が伝わるのか。
海外ユーザーはどこに驚くのか。
どんなリアクションが生まれるのか。
見たあとに、どこで買えるのか。

ここまで含めて考えることが大切だと思います。

TikTokで日本商品が海外に広がりやすい理由

A. 動画で商品の使い方や変化が一瞬で伝わる

TikTokは、短い動画で商品の特徴を伝えやすい媒体です。

文章で説明すると長くなることでも、動画なら一瞬で伝わります。

消せるペンを実際に消す。
包丁で食材を切る。
スキンケアを塗った後の質感を見せる。
お菓子を開封して食べる。
文房具の書き心地を見せる。
便利グッズのBefore/Afterを見せる。

こうした「変化」や「使い方」がある商品は、TikTokと相性が良いです。

B. 海外ユーザーにとって日本商品は「見慣れない面白さ」がある

日本人にとっては普通の商品でも、海外ユーザーにとっては新鮮に見えることがあります。

コンビニのお菓子の種類。
季節限定パッケージ。
細かい機能がついた文房具。
ドラッグストアに並ぶ美容商品。
100均の便利グッズ。
キャラクター商品やカプセルトイ。

日本では当たり前でも、海外では「なんでこんなに細かいの?」「かわいい」「便利すぎる」と感じられる可能性があります。

この「日本人にとっての日常が、海外ユーザーにとってはコンテンツになる」という視点はかなり重要です。

C. パッケージ、開封、音、質感、食感が動画向き

TikTokでは、商品そのものだけでなく、開封体験や音、質感もコンテンツになります。

袋を開ける音。
お菓子を食べる音。
ペンで書く音。
シートマスクを取り出す感じ。
泡立ち。
切れ味。
パッケージを並べたときの可愛さ。

特にASMR的な要素がある商品は、動画で見せやすいです。

D. リアクション動画やレビュー動画と相性が良い

TikTokでは、リアクションがコンテンツになります。

海外ユーザーが日本のお菓子を食べて驚く。
ドラッグストアコスメを使って感想を言う。
文房具の機能にリアクションする。
コンビニ商品をランキングする。
訪日中の購入品を紹介する。

このように、商品を使った人の感情が動画になることで、他のユーザーにも広がりやすくなります。

E. ハッシュタグやレコメンドで国境を超えて広がりやすい

TikTokは、フォロワーだけでなく、レコメンドによってコンテンツが広がります。

そのため、海外ユーザーが投稿した日本商品動画が、同じ興味を持つ別の国のユーザーに届くことがあります。

「Japan snacks」「Japanese stationery」「Japanese skincare」「Don Quijote haul」「Japan convenience store」などのようなテーマは、検索やハッシュタグとも相性があります。

F. TikTokで見た商品を購買や訪日行動につなげやすい

TikTokで見た商品は、その場で買われるとは限りません。

しかし、Amazonで探す。
越境ECで探す。
訪日旅行中に買う。
ドン・キホーテやドラッグストアで探す。
日本旅行の買い物リストに入れる。

こうした行動につながる可能性があります。

だからこそ、TikTokで話題になることと、購入導線を整えることはセットで考える必要があります。

TikTokでバズりやすい日本商品の分類

A. 日本のお菓子・スナック

日本のお菓子やスナックは、TikTokと相性が良いジャンルです。

グミ、チョコ、抹茶菓子、キットカット、ポッキー、コンビニ菓子、駄菓子などは、味の意外性、パッケージ、開封体験、食べ比べ、リアクション動画にしやすいです。

海外ユーザーが反応しやすいのは、「見たことがない味」や「パッケージの可愛さ」だと思います。

たとえば、抹茶味、桜味、地域限定味、季節限定パッケージなどは、日本らしさと限定感があります。

TikTok動画では、単に商品を紹介するよりも、「日本で買ったお菓子を食べ比べてみた」「日本のコンビニで買うべきスナック」などの形にすると伝わりやすそうです。

日本企業や個人が学べるのは、お菓子は味だけでなく、開封、リアクション、比較、限定感まで含めてコンテンツ化できるということです。

B. 日本の飲料・抹茶・コンビニ商品

抹茶ラテ、日本茶、缶コーヒー、コンビニスイーツ、季節限定商品なども、海外ユーザーにとって面白いコンテンツになりやすいです。

特に日本のコンビニ文化は、海外ユーザーにとって驚きが多い領域です。

品揃えが多い。
クオリティが高い。
季節限定がある。
パッケージがきれい。
スイーツやドリンクの種類が豊富。

こうした点は、動画で伝わりやすいです。

抹茶も、日本らしさ、健康感、カフェ文化、スイーツとの相性から、海外ユーザーに反応されやすいテーマだと考えられます。

C. 美容・コスメ・スキンケア

日本の美容・コスメ・スキンケア商品も、TikTokと相性があります。

日焼け止め、リップ、シートマスク、ヘアケア、ドラッグストアコスメなどは、使い心地やBefore/After、レビュー動画にしやすいジャンルです。

海外ユーザーが反応しやすいのは、価格、品質、パッケージ、使用感、ドラッグストアで買える手軽さなどだと思います。

動画では、実際に塗る、質感を見せる、購入品を紹介する、人気商品を比較する、ドラッグストアで買うべき商品を紹介する、といった見せ方が合いそうです。

ただし、美容や化粧品は、国によって成分規制や表示ルールが違います。

TikTokで話題になったとしても、海外販売につなげる場合は、規制や配送、成分表示まで考える必要があります。

D. 文房具・便利グッズ

日本の文房具や便利グッズも、海外ユーザーに刺さりやすいジャンルです。

消せるペン、手帳、シール、マーカー、収納グッズ、100均アイテムなどは、機能の驚き、使い方動画、ASMR、勉強・手帳界隈と相性があります。

文房具は、動画で「使った瞬間」が見せやすいです。

書く。
消す。
貼る。
整理する。
色を重ねる。
ノートをきれいにまとめる。

このような動作は、TikTokで見ていて気持ち良いコンテンツになります。

日本企業が学べるのは、細かな機能や工夫は、文章で説明するより動画で見せた方が伝わりやすいということです。

E. キッチン用品・生活雑貨

包丁、調理道具、便利グッズ、収納用品、掃除用品なども、動画で伝わりやすい商品です。

特にキッチン用品や生活雑貨は、「こんな使い方があるのか」と一瞬で理解できる商品が強いです。

包丁の切れ味。
皮むき器の使いやすさ。
収納グッズのBefore/After。
掃除用品の変化。
調理道具の時短効果。

これらは、動画で見せると説得力が出ます。

海外ユーザーにとって、日本の生活雑貨は「細かい不便を解決する商品」として見える可能性があります。

F. キャラクター・アニメ・推し活グッズ

アニメグッズ、カプセルトイ、フィギュア、サンリオ、ポケモン、推し活用品などは、ファンコミュニティと相性が良いです。

このジャンルでは、商品そのものの機能よりも、「好き」「集めたい」「開封したい」「見せたい」という感情が重要になります。

開封動画。
ガチャ結果。
コレクション紹介。
推し活グッズの使い方。
日本旅行で買ったアニメグッズ紹介。

こうした動画は、同じファン同士で広がりやすいです。

キャラクター商品は、国境を超えてファンが存在するため、TikTok上でもコミュニティ的に広がる可能性があります。

G. 伝統・ローカル・和の体験商品

お茶、和菓子、工芸品、包丁、箸、風呂敷、香り、和雑貨なども、日本らしさを伝えやすい商品です。

このジャンルは、単に商品を見せるだけではなく、ストーリーや使い方が重要になります。

お茶を淹れる。
和菓子を切る。
包丁の職人性を見せる。
風呂敷の包み方を見せる。
香りや器の雰囲気を見せる。

動画では、日本らしさ、職人性、ギフト感、体験性を伝えると相性が良さそうです。

TikTokでバズる日本商品の共通点

A. 見た目で一瞬で伝わる

TikTokでは、最初の数秒で興味を持ってもらう必要があります。

色、形、サイズ、パッケージ、動き、変化がわかりやすい商品は強いです。

「見ただけで何か面白そう」と思われることが大切です。

B. 使い方や体験に意外性がある

海外にはない使い方、細かすぎる便利さ、食べ方の違いなどは、意外性になります。

日本人にとって普通でも、海外ユーザーにとっては驚きになることがあります。

C. リアクションしやすい

「何これ?」
「すごい」
「かわいい」
「食べてみたい」
「便利すぎる」

こうしたリアクションが生まれやすい商品は、動画で広がりやすいです。

D. 開封・比較・ランキングにしやすい

TikTokでは、開封、比較、ランキング形式がよく使われます。

日本のお菓子を食べ比べる。
ドラッグストア購入品を紹介する。
100均便利グッズをランキングする。
文房具を比較する。

こうしたフォーマットに乗せやすい商品は、拡散されやすい可能性があります。

E. ASMRや音・質感と相性が良い

開封音、食感、書き心地、切れ味、泡立ち、質感などは、動画で伝えやすい要素です。

特に文房具、食品、美容、キッチン用品は、ASMR的な見せ方と相性があります。

F. 日本らしさや限定感がある

日本限定、季節限定、コンビニ限定、地域限定、和風デザインなどは、海外ユーザーにとって魅力になりやすいです。

限定感は、「今買いたい」「日本に行ったら買いたい」という気持ちにつながります。

G. 買いたい導線につながりやすい

TikTokで話題になっても、買える場所がわからなければ機会損失になります。

Amazon、越境EC、訪日旅行、ドラッグストア、コンビニ、ドン・キホーテなど、購入導線とつながることが重要です。

TikTokで海外ユーザーが日本商品に反応する心理

海外ユーザーが日本商品に反応する背景には、いくつかの心理があると思います。

まず、日本の商品は細かいところまで工夫されているという驚きです。

包装、機能、デザイン、使いやすさ、味のバリエーションなど、細部に工夫がある商品は、動画で見たときに「ここまでやるの?」という驚きになります。

次に、パッケージやデザインがかわいい、丁寧、楽しいと感じられることです。

日本の商品は、キャラクター、色使い、季節感、小さな遊び心が入っていることがあります。

また、自国では見たことがない味や使い方への好奇心もあります。

抹茶味、桜味、地域限定味、コンビニスイーツ、駄菓子、100均グッズなどは、海外ユーザーにとって新鮮に見える可能性があります。

さらに、日本旅行で買いたいという欲求にもつながります。

TikTokで見た商品を、次の日本旅行の買い物リストに入れる人もいるかもしれません。

そして、友達やフォロワーに共有したいネタ性も重要です。

「これ見て」「これすごくない?」「日本にこんなのあるらしい」という形で、商品が会話のきっかけになります。

日本企業・個人がTikTokから学べること

日本企業や個人がTikTokから学べることは、かなり多いと思います。

商品説明ではなく、動画で伝わる体験を考える

まず、商品説明ではなく、動画で伝わる体験を考えることです。

スペックや特徴を文章で並べるのではなく、使った瞬間に何が起きるのかを見せる。

これがTikTokでは重要です。

海外ユーザーが驚くポイントは、日本人にとって普通の部分にある

日本人にとって当たり前の工夫が、海外ユーザーにとっては驚きになることがあります。

コンビニ商品のクオリティ。
文房具の細かい機能。
ドラッグストア商品の種類。
100均グッズの便利さ。
お菓子の限定フレーバー。

こうした日常の中に、海外向けコンテンツの種があると思います。

パッケージ、開封、音、比較、リアクションまで商品価値として考える

TikTokでは、商品そのものだけでなく、見せ方も価値になります。

パッケージがかわいい。
開けるのが楽しい。
音が気持ちいい。
比較しやすい。
リアクションしやすい。

これらはすべて、動画で伝わる価値です。

ハッシュタグ、英語説明、購入導線が重要

海外ユーザーに届けるなら、英語の商品名、説明文、ハッシュタグも重要です。

どんなキーワードで探されるのか。
海外ユーザーが商品名を理解できるか。
どこで買えるのか。
公式サイトやAmazon、越境ECへの導線はあるか。

ここが整っていないと、せっかく話題になっても購入につながりにくいです。

バズ後の導線を設計する必要がある

TikTokで話題になることはゴールではありません。

その後に、どこで買えるのか。
在庫はあるのか。
海外発送できるのか。
商品説明は英語で読めるのか。
問い合わせ対応できるのか。

ここまで整えることで、SNS上の話題をビジネスにつなげやすくなります。

個人が小さく始めるならどんなアイデアがあるか

このテーマは、個人でも小さく始められる余地があります。

TikTokで海外ユーザーに反応されている日本商品を調べるブログ

海外TikTokで話題になっている日本商品を調べ、なぜ反応されているのかを分析するブログです。

単なる商品まとめではなく、動画で伝わる価値やコメントの反応まで見ると、独自性が出やすいです。

海外TikTokでバズった日本商品まとめメディア

海外ユーザー向けに、日本の商品を英語で紹介するメディアも考えられます。

「日本に来たら買うべき商品」「海外から買える日本商品」などに展開できます。

日本のドラッグストア商品を英語で紹介するSNS

ドラッグストアコスメ、日焼け止め、シートマスク、ヘアケアなどを英語で紹介するSNSです。

海外ユーザーの購入意欲と相性が良さそうです。

日本の文房具や便利グッズのショート動画

文房具や便利グッズは、動画で機能を見せやすいです。

実際に使って見せるだけでも、海外ユーザーに伝わりやすいコンテンツになります。

海外レビューやコメントを分析する記事

TikTokのコメント欄や海外レビューを見て、海外ユーザーが何に驚いているのかを分析する記事です。

これは、世界市場探索ラボの方向性ともかなり相性が良いと思います。

越境ECやアフィリエイトにつなげる

TikTokで反応が良い商品を、Amazon、越境EC、アフィリエイトに接続する方法も考えられます。

ただし、在庫、配送、規制、商品説明の正確性には注意が必要です。

訪日外国人向けの「日本で買うべき商品」ガイド

TikTokで見た商品を、訪日中にどこで買えるのかを整理するガイドです。

ドン・キホーテ、ドラッグストア、コンビニ、家電量販店、100均などとつなげると実用性が出ます。

日本商品の動画映えポイントを分析するレポート

日本企業向けに、「この商品は海外TikTokでどう見せると伝わりやすいか」を分析するレポートも考えられます。

動画映え、ハッシュタグ、英語コピー、購入導線まで提案できれば、BtoB向けの価値にもなりそうです。

TikTokで日本商品を調べるときのチェックリスト

TikTokで日本商品を調べるときは、以下の問いで見ると分析しやすいです。

・どの国のユーザーが反応しているか
・どんなハッシュタグで見つかっているか
・動画の冒頭で何を見せているか
・視聴者はコメントで何に驚いているか
・「欲しい」「どこで買える?」というコメントがあるか
・商品は動画で一瞬で理解できるか
・開封、比較、音、使い方、Before/Afterにできるか
・越境ECやAmazonで買えるか
・訪日時に買いやすいか
・日本企業や個人が真似できる見せ方は何か

このチェックリストを使うと、TikTokをただ眺めるだけではなく、海外需要のヒントとして観察できます。

注意点:バズと売上は同じではない

TikTokでバズっているからといって、必ず売れるとは限りません。

再生数と購買意欲は別です。

一時的に話題になって終わる商品もあります。
国や文化によって反応が違うこともあります。
食品や化粧品は、規制、成分表示、輸出入、配送の問題があります。

また、動画で見せる価値と実際の商品満足度がズレると、低評価につながる可能性もあります。

TikTokで面白そうに見えたけれど、実際に使ったら期待ほどではなかった。

こうなると、逆にネガティブなレビューにつながることもあります。

だからこそ、バズ後の購入導線、在庫、配送、カスタマー対応、商品満足度まで設計する必要があります。

マーケティング視点でのまとめ

TikTokで日本商品を見るときは、次の5つで整理するとわかりやすいです。

何が一瞬で伝わるのか

動画の冒頭で、商品価値が一瞬で伝わるかを見る必要があります。

見た目、動き、変化、音、開封、反応が重要です。

何に驚いてもらえるのか

海外ユーザーにとっての驚きは何か。

味なのか、機能なのか、見た目なのか、細かい工夫なのか、日本らしさなのか。

ここを見ます。

どんな動画フォーマットに乗せられるのか

開封、比較、ランキング、食べ比べ、Before/After、ASMR、購入品紹介など、どんな型に乗せやすいかを考えます。

どこで買える状態にするのか

バズった後に、Amazon、越境EC、公式サイト、訪日中の店舗などで買える状態になっているかが重要です。

バズ後にどう継続接点を作るのか

一度見てもらって終わりではなく、SNSフォロー、メール登録、EC、関連商品、再購入、訪日時の購買につなげる必要があります。

今後の考察:TikTokは商品が「体験コンテンツ化」される場所

TikTokは、単なるSNSではなく、商品が体験コンテンツ化される場所だと感じます。

商品を説明する場所というより、商品を使った瞬間の驚き、楽しさ、音、質感、リアクション、比較、発見がコンテンツになる場所です。

日本商品は、海外ユーザーにとって、意外性、丁寧さ、かわいさ、便利さ、限定感が動画化されやすい可能性があります。

ただし、日本企業や個人が海外に商品を売るなら、ただTikTokに投稿すればよいわけではありません。

動画で何が伝わるのか。
誰が反応するのか。
どんなコメントがつくのか。
どこで買えるのか。
購入後に満足されるのか。
再購入や口コミにつながるのか。

ここまで見る必要があります。

世界市場探索ラボでは、今後も海外SNS、TikTok、レビュー、EC導線から、世界の売れ方を観察していきたいです。

まとめ:日本商品は「動画で伝わる価値」を設計できるかが重要

今回は、「TikTokで海外ユーザーにバズっている日本商品を探してみた」というテーマで考えてみました。

TikTokで海外ユーザーにバズりやすい日本商品は、大きく以下のように分類できそうです。

・日本のお菓子、スナック
・日本の飲料、抹茶、コンビニ商品
・美容、コスメ、スキンケア
・文房具、便利グッズ
・キッチン用品、生活雑貨
・キャラクター、アニメ、推し活グッズ
・伝統、ローカル、和の体験商品

共通点は、見た目で伝わる、意外性がある、リアクションしやすい、開封や比較にしやすい、ASMR性がある、日本らしさや限定感がある、購入導線につながりやすいことです。

日本企業や個人が学ぶべきなのは、商品説明ではなく、「動画で伝わる価値」を設計することです。

見た瞬間に何が伝わるのか。
海外ユーザーは何に驚くのか。
どんな動画フォーマットに乗せられるのか。
見た人はどこで買えるのか。
買った後にどう満足してもらえるのか。

この視点で日本商品を見ると、海外向けの売り方や発信のヒントが見えてくると思います。

次回は、今回の内容ともつながる「海外レビューを読むと商品の本当の強みが見える」または「海外ブランドの商品ページは何を伝えているのか?」について、さらに具体的に観察してみたいと思います。

参考情報:
・TikTok Creative Center
・TikTok For Business「Top Products」
・TikTok For Business「Trend Discovery」
・Google Trends
・Amazon.com
・各日本ブランド公式サイト
・越境EC関連情報
・TikTok上の海外ユーザー投稿、購入品紹介、レビュー動画、コメント欄の観察

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