前回の記事では、「今後インバウンドで需要を刈り取れるビジネスアイデアは?」というテーマで、訪日外国人の行動を旅前・旅中・旅後に分けながら考えてみました。
その中でも、個人的に特に面白いと感じたのが「食体験」です。
訪日外国人にとって、日本食は日本旅行の大きな目的の一つです。寿司、和牛、天ぷら、居酒屋、抹茶など、さまざまな日本食がありますが、その中でもラーメンはかなり強いインバウンド商材ではないかと感じています。
ラーメンは、日本の伝統料理というより、海外由来の麺料理を日本独自に発展させた食文化です。それにもかかわらず、今では「日本で食べたいもの」として多くの外国人観光客に認識されているように見えます。
なぜ訪日外国人は、日本でラーメンを食べたいと思うのでしょうか。
この記事では、インバウンド顧客のラーメン需要について、食体験、SNS、価格、地域性、食制限対応、越境EC、事業機会の観点から考察してみます。
結論:ラーメンは「日本らしい食体験」として需要が広がっている
まず結論から言うと、インバウンド顧客にとってラーメンは、単なる食事ではなく「日本らしい食体験」になっているのだと思います。
ラーメンを食べること自体も目的ですが、それだけではありません。
券売機で食券を買う。
カウンターに座る。
店員さんの掛け声を聞く。
目の前で湯切りや盛り付けを見る。
熱々のスープを飲む。
麺をすする。
店内の雰囲気を味わう。
写真や動画を撮る。
Google MapやSNSに口コミを投稿する。
こうした一連の流れが、外国人観光客にとっては「日本でしか味わえないローカル体験」になっている可能性があります。
今後のラーメン需要は、単なる人気店巡りだけではなく、目的別、国別、食習慣別、地域別に細分化していくのではないかと考えています。
たとえば、有名店に行きたい人もいれば、ハラールやヴィーガン対応のラーメンを探している人もいる。深夜にホテル近くで食べたい人もいれば、札幌や博多など地方ならではのご当地ラーメンを体験したい人もいる。
つまり、ラーメン店や関連事業者は、味だけでなく、情報発信、注文導線、食制限対応、SNS共有、帰国後の接点まで考える必要があるのではないかと思います。
なぜ訪日外国人は日本でラーメンを食べたいのか
まず、訪日外国人が日本でラーメンを食べたい理由を考えてみます。
海外でもすでに認知されている日本食だから
ラーメンは、海外でもすでに一定の認知があります。
アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、台湾、香港など、さまざまな国や地域で日本式ラーメン店を見かけるようになりました。
つまり、訪日外国人の中には、日本に来る前から「日本で本場のラーメンを食べたい」と思っている人がいるはずです。
海外で一度ラーメンを食べたことがある人ほど、「本場ではどんな味なのか」「日本の人気店はどれくらい違うのか」という興味を持ちやすいのかもしれません。
本場で食べることに価値があるから
寿司や和牛と同じように、ラーメンにも「本場で食べる価値」があります。
海外でもラーメンは食べられますが、日本で食べるラーメンには、店舗の空気感、価格、回転率、注文方法、店主のこだわり、地域ごとの違いなど、海外店舗では再現しにくい要素があります。
特にラーメンは、地域や店舗ごとの個性が強い食べ物です。
豚骨、醤油、味噌、塩、つけ麺、家系、二郎系、魚介系、鶏白湯など、スタイルが多様です。訪日外国人にとっては、この多様性そのものが面白い体験になる可能性があります。
寿司や和牛より手頃な価格で楽しめるから
ラーメンは、訪日外国人にとって価格面でも魅力があると思います。
寿司や和牛は、高級店に行くとかなり高額になることがあります。一方でラーメンは、比較的手頃な価格で本格的な日本の食体験を楽しめます。
旅行中は、宿泊費、交通費、買い物、観光体験などで出費が増えます。その中で、ラーメンは「手頃なのに満足度が高い食事」として選ばれやすいのではないでしょうか。
特に若い旅行者、一人旅、バックパッカー、短時間で食事を済ませたい人にとっては、ラーメンはかなり使いやすい選択肢だと思います。
店舗体験そのものが日本らしいから
ラーメン店には、日本らしい店舗体験が詰まっています。
券売機で食券を買う。
カウンターだけの狭い店内で食べる。
行列に並ぶ。
店員さんの掛け声がある。
職人が目の前で調理する。
食べ終わったらすぐに席を立つ。
日本人にとっては日常的な光景でも、外国人観光客から見ると、それ自体が新鮮な体験になる可能性があります。
特に「ローカル感」を求める旅行者にとって、ラーメン店は観光地化されすぎていない日本の日常に触れられる場所でもあります。
SNSとの相性が良いから
ラーメンは、写真や動画との相性も良いです。
湯気の立つスープ、チャーシュー、味玉、海苔、ネギ、器、カウンター、行列、湯切りの動きなど、視覚的にわかりやすい要素が多いからです。
Instagram、TikTok、YouTube Shortsなどでは、ラーメンをすする動画や、人気店の行列、店内の雰囲気、注文から着丼までの流れがコンテンツになりやすいです。
つまり、ラーメンは「食べて終わり」ではなく、「撮って共有する」まで含めて旅行体験になっている可能性があります。
一人旅でも入りやすく、短時間で満足できるから
ラーメンは、一人旅との相性も良いと思います。
カウンター席が多く、一人でも入りやすい。提供時間が比較的早く、短時間で満足できる。予約がなくても入りやすい店が多い。
訪日外国人の中には、一人旅や少人数旅行の人もいます。そのような旅行者にとって、ラーメンは「気軽に日本らしい食体験ができる場所」として魅力があるのではないでしょうか。
インバウンドのラーメン需要を「旅前・旅中・旅後」で分解する
ラーメン需要を考えるときは、訪日外国人の行動を「旅前・旅中・旅後」に分けると見えやすくなります。
旅前:どのラーメン店に行くかを調べる
旅前の段階では、訪日外国人はGoogle検索、Google Map、TikTok、YouTube、旅行ブログなどで情報を調べています。
たとえば、英語では以下のような検索が考えられます。
・best ramen in Tokyo
・best ramen in Osaka
・halal ramen Tokyo
・vegan ramen Kyoto
・late night ramen Shinjuku
・ramen near Tokyo Station
この段階で重要なのは、来日前に見つけてもらえるかどうかです。
どれだけ美味しいラーメン店でも、外国人観光客が旅行前に見つけられなければ、旅行計画の中に入りません。
旅中:近くの店を探し、その場で判断する
旅中は、よりリアルタイムな検索が増えると思います。
「今いる場所の近くで食べたい」
「今開いている店に行きたい」
「口コミが良い店に入りたい」
「ホテルの近くで夜遅くに食べたい」
このような行動です。
そのため、Google Mapの情報、営業時間、写真、口コミ、メニュー、支払い方法、混雑状況などが意思決定に影響しやすくなります。
ラーメン店にとっては、旅前の情報発信だけでなく、旅中の「近くで探す需要」に対応できているかも重要です。
旅後:SNS投稿・口コミ・再購入につながる
旅後には、訪日外国人がラーメン体験をSNSに投稿したり、友人におすすめしたりする可能性があります。
また、日本で食べたラーメンが印象に残れば、帰国後に袋麺やカップ麺、冷凍ラーメン、スープ、調味料などを購入したくなるかもしれません。
つまり、ラーメンは来日中の飲食だけでなく、帰国後のECやお土産需要にもつながる可能性があります。
今後伸びそうなラーメン需要の切り口
ここからは、今後のインバウンド市場で伸びそうなラーメン需要の切り口を整理してみます。
A. 有名店・行列店需要
まず、SNSや口コミで有名なラーメン店への需要は今後も続きそうです。
訪日外国人は、旅行前から「日本で行くべきラーメン店」を調べ、人気店を目的地として設定することがあります。
この場合、ラーメン店は単なる飲食店ではなく、観光スポットに近い存在になります。
一方で、課題もあります。行列、待ち時間、予約可否、多言語案内、支払い方法、店内ルールなどがわかりにくいと、外国人観光客にとっては不安が増えます。
有名店ほど、味だけでなく「待ち方」「注文方法」「ルール説明」の多言語化が重要になりそうです。
B. ハラール・ヴィーガン・ベジタリアン対応ラーメン
次に注目したいのが、ハラール、ヴィーガン、ベジタリアン対応ラーメンです。
ラーメンは、豚骨、鶏ガラ、魚介、動物性油脂、チャーシューなどを使うことが多いため、宗教や食習慣によって食べにくい人もいます。
しかし、それでも「日本でラーメンを食べたい」というニーズはあるはずです。
この領域では、味を変えるというよりも、まずは対応可否や原材料を明確に伝えることが重要です。
完全なハラール対応、ヴィーガン対応ができる店は強いですが、そこまでできなくても、「豚肉を使用しています」「魚介出汁を使用しています」「動物性原料を含みます」などの表示があるだけで、旅行者は判断しやすくなります。
C. 地方ラーメン・ご当地ラーメン需要
地方ラーメンにも大きな可能性がありそうです。
札幌味噌ラーメン、博多豚骨ラーメン、喜多方ラーメン、尾道ラーメン、和歌山ラーメン、富山ブラックなど、日本には地域ごとに特徴的なラーメン文化があります。
訪日外国人のリピーターが増えると、東京や大阪の有名店だけでなく、「その地域でしか食べられないラーメン」に関心が向く可能性があります。
地方観光とラーメンを組み合わせれば、地域体験としての価値も出せます。
たとえば、札幌旅行で味噌ラーメンを食べる、福岡旅行で博多豚骨を食べる、富山で富山ブラックを体験する。こうした流れは、地域の観光ルート作りとも相性が良いです。
D. 深夜・駅近・観光地近くのラーメン需要
旅行中は、時間や場所の制約も大きいです。
観光や買い物を終えた後、夜遅くに食事を探す。移動中に駅近で食べる。ホテル周辺で軽く済ませる。
このような需要に対して、深夜営業、駅近、観光地近くのラーメン店は強い可能性があります。
特に「open now」「near me」のような検索と相性が良いため、Google Map上で営業時間や位置情報が正確に整備されていることが重要です。
E. ラーメン×SNS・動画需要
ラーメンは、SNSや動画との相性が非常に良い商材です。
湯気、盛り付け、店内の雰囲気、行列、職人の動き、麺をすする様子など、動画にしやすい要素が多くあります。
TikTok、Instagram、YouTube Shortsなどでラーメン体験が拡散されると、次の訪日客の需要につながる可能性があります。
店側としては、無理に派手な演出をする必要はありませんが、写真や動画で魅力が伝わる体験設計は重要になりそうです。
たとえば、看板メニューのビジュアル、英語で伝わる店のストーリー、撮影しやすい盛り付け、店内の清潔感などは、SNS上での印象にも影響します。
F. お土産・越境ECとしてのラーメン需要
ラーメンは、店舗で食べるだけでなく、お土産や越境ECにもつながる可能性があります。
袋麺、カップ麺、冷凍ラーメン、スープ、調味料、ラーメン丼、箸など、ラーメン体験を帰国後に再現できる商品は多くあります。
訪日中に食べたラーメンを、帰国後にも楽しみたい。家族や友人にお土産として共有したい。気に入った味を再購入したい。
こうした需要に対して、店頭のQRコードから海外向け購入ページへ誘導する、SNSフォローを促す、海外発送可能な商品を用意するなどの導線が考えられます。
ラーメン店・関連事業者が考えるべきマーケティング視点
ラーメン需要を取り込むためには、味だけではなく、顧客体験全体を設計する必要がありそうです。
1. 見つけてもらう
まずは、海外の人に見つけてもらうことです。
Google Map、英語ページ、SNS、口コミ、旅行ブログなどで情報が見つかる状態になっているかを確認する必要があります。
特にGoogle Mapでは、営業時間、写真、メニュー、口コミ、支払い方法、アクセス情報が重要です。
2. 選んでもらう
次に、選んでもらうことです。
外国人観光客は、メニュー、価格、写真、食材、対応言語、口コミを見ながら判断します。
「何が人気なのか」「何味なのか」「辛いのか」「豚肉を使っているのか」「現金だけなのか」などがわからないと、候補から外れる可能性があります。
3. 安心して入ってもらう
ラーメン店は、日本語がわからない人にとって少しハードルがある場合があります。
券売機の使い方、注文方法、支払い、食べ方、替え玉、アレルギー、食制限情報などをわかりやすく示すことで、安心して入ってもらいやすくなります。
4. 共有してもらう
ラーメンはSNSと相性が良いため、共有してもらう視点も大事です。
写真映え、店内体験、ストーリー、投稿しやすさ、口コミ導線などを意識することで、来店後の拡散につながる可能性があります。
5. 帰国後もつながる
最後に、帰国後の接点です。
SNSフォロー、EC、再購入導線、限定商品、お土産商品などを用意すれば、訪日中の一度きりの接点を、継続的な関係に変えられる可能性があります。
ラーメン需要から考えられるビジネスアイデア
ラーメン需要は、ラーメン店だけでなく、周辺ビジネスにも広がる可能性があります。
外国人向けラーメン特化メディア
外国人向けに、ラーメンだけを深掘りするメディアは面白いと思います。
拾えるニーズは、「日本でどのラーメン店に行けばいいかわからない」「自分の条件に合うラーメン店を探したい」というものです。
たとえば、東京の深夜営業ラーメン、ヴィーガン対応ラーメン、ハラールラーメン、地方ご当地ラーメン、初めての日本ラーメンガイドなど、テーマを絞ることで検索ニーズに合いやすくなります。
小さく始めるなら、英語ブログやInstagram、TikTokで特定テーマに絞って発信する形が現実的です。
収益化は、広告、アフィリエイト、店舗送客、PR記事、予約手数料などが考えられます。
ラーメン食べ歩きツアー
ラーメンを文化体験として提供する食べ歩きツアーも可能性があります。
拾えるニーズは、「一人では入りづらい店に行きたい」「日本語がわからなくても安心してラーメンを楽しみたい」「複数の味を比較したい」というものです。
たとえば、醤油、味噌、豚骨、つけ麺を少量ずつ体験するツアーや、ローカル店を巡るツアーが考えられます。
小さく始めるなら、少人数制の英語ガイド付きツアーから始めることができます。
収益化は、ツアー料金、提携店舗からの送客手数料、体験予約サイト経由の販売などが考えられます。
ラーメン店向けインバウンド対応支援
ラーメン店向けのインバウンド対応支援も、現実的なビジネスになりそうです。
拾えるニーズは、「外国人観光客に来てほしいが、何から整えればいいかわからない」という店舗側の悩みです。
小さく始めるなら、英語メニュー作成、Google Map整備、券売機案内、口コミ返信テンプレート、SNS投稿文作成などから始められます。
収益化は、初期整備パック、月額運用、写真撮影、SNS運用、英語ページ制作などが考えられます。
ハラール・ヴィーガン対応ラーメン情報サイト
食制限対応に特化したラーメン情報サイトも可能性があります。
拾えるニーズは、「自分が食べられるラーメン店を安心して探したい」というものです。
特にハラール、ヴィーガン、ベジタリアン、アレルギー対応などは、通常のグルメ情報よりも正確性が重要です。
小さく始めるなら、対応店の一覧化、原材料情報、店舗への確認、Google Map連携などが考えられます。
収益化は、広告、店舗掲載料、予約手数料、PR掲載、ツアー販売などが考えられます。
地方ラーメン観光ルート
地方ラーメンを観光ルートとして見せるアイデアも面白いです。
拾えるニーズは、「東京や大阪だけでなく、地方の食文化を体験したい」という旅行者のニーズです。
小さく始めるなら、「札幌味噌ラーメン旅」「博多豚骨ラーメン巡り」「富山ブラック体験」など、地域とラーメンを組み合わせたモデルコースを作ることができます。
収益化は、地域事業者との提携、広告、ツアー造成、宿泊・交通との連携、ラーメン土産販売などが考えられます。
ラーメン土産・越境EC導線
ラーメンは、帰国後の再購入にもつながる商材です。
拾えるニーズは、「日本で食べた味を帰国後も楽しみたい」「家族や友人に日本のラーメンを紹介したい」というものです。
小さく始めるなら、店頭にQRコードを設置し、海外発送対応の商品ページやSNSへ誘導することから始められます。
収益化は、袋麺、カップ麺、冷凍ラーメン、スープ、調味料、ラーメングッズの販売、定期購入などが考えられます。
Google Map/SNS改善パッケージ
飲食店向けに、Google MapやSNSを改善するパッケージも需要がありそうです。
拾えるニーズは、「外国人観光客に見つけてもらえる状態を作りたい」という店舗側のニーズです。
小さく始めるなら、Google Mapの英語情報整備、写真選定、英語口コミ返信、Instagram投稿テーマ作成、英語メニュー掲載などができます。
収益化は、初期費用、月額費用、投稿代行、写真撮影、口コミ管理、英語LP制作などが考えられます。
今後の考察:ラーメン需要はもっと細かく見た方がよさそう
今後、インバウンドのラーメン需要を見るときには、「外国人に人気のラーメン」と一括りにしない方がよさそうです。
国別、地域別、食習慣別、旅行スタイル別に見ると、ニーズはかなり違うはずです。
たとえば、アジア圏の旅行者と欧米圏の旅行者では、味の好みや食事のスタイルが違うかもしれません。ムスリム、ヴィーガン、ベジタリアンの旅行者には、食材情報の明確さが重要になります。一人旅の旅行者には、入りやすさや短時間での満足度が重要になります。
また、インバウンド対応というと「外国人向けに味を変える」という発想になりがちですが、必ずしもそうではないと思います。
むしろ大事なのは、日本のラーメンの魅力をそのまま伝わる形に整えることです。
見つけてもらう。
選んでもらう。
安心して入ってもらう。
体験を共有してもらう。
帰国後もつながる。
この導線を整えることが、インバウンド対応の中心になるのではないでしょうか。
ラーメンは、飲食店単体ではなく、観光、SNS、地域誘客、越境ECとつなげられる商材です。
だからこそ、今後のインバウンド市場において、ラーメンはかなり面白いテーマだと感じています。
まとめ:ラーメンはインバウンド市場における強い体験商材
今回は、「インバウンド顧客のラーメン需要の動向を考察してみた」というテーマで、訪日外国人がなぜ日本でラーメンを食べたいのか、今後どのような需要が伸びそうか、どんなビジネス機会があるのかを考えてみました。
整理すると、ラーメンはインバウンド市場において、かなり強い体験商材だと思います。
理由は、海外でも認知されていて、本場で食べる価値があり、価格が比較的手頃で、店舗体験そのものが日本らしく、SNSとの相性も良いからです。
今後は、有名店需要だけでなく、ハラール・ヴィーガン対応、地方ラーメン、深夜・駅近需要、SNS動画需要、お土産・越境EC需要など、より細かいニーズに分かれていく可能性があります。
ラーメン店や関連事業者にとっては、味を磨くことはもちろん大切ですが、それだけでなく、Google Map、英語ページ、注文導線、食制限情報、SNS共有、帰国後ECまで含めて設計することで、より大きなインバウンド需要を取り込めるかもしれません。
このブログ「世界市場探索ラボ」では、今後も日本の商品・サービスが海外やインバウンド市場でどう受け入れられるのかを、マーケティング視点で少しずつ掘っていきたいと思います。
次回は、今回のラーメン需要とも関係が深い「インバウンドと越境ECはどうつなげられるのか?」について考えてみたいと思います。
参考情報:
・日本政府観光局(JNTO)「訪日外客統計」
・観光庁「インバウンド消費動向調査」
・観光庁「訪日外国人消費動向調査」

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